同人誌のKindle版をリリースするまでの道。あと出してからの実績も
以前文学フリマで同人誌を出していた。
思うところあってKindle版を作ったので道のりや勘所のメモ、リリース後の販売実績などを残しておく。
書籍版作った時のまとめは↓
目次
Kindle版作るかあと腰を上げた経緯
イベント出づらくなった
最初に文学フリマに出してからコミティアに出てみたりもしていたのだけれど、強制イベント疫病蔓延でそれも難しくなってしまった。
だんだんイベント自体は開催されるようになってきてはいたけど、サークルのブースでそれなりに対策はしないわけにもまあいかなくて、面倒がり&不慣れ&一人だと参加ハードルが結構上がってしまった。
書籍で欲しい人はもうみんな買ってくれた雰囲気ある
ありがたいことに、書籍版は結構高めにも関わらずある程度は売れていて、イベントとBOOTHで累計15冊前後くらいは買ってもらえている。
meru-akimbo.booth.pm
買ってくれたのはtwitterや合同紙などで自分の書いたものを昔から知ってくれていたジャンルへの熱量高い人だったり、元々の知人だったりするので、初速でいいペースで売れた後はさっぱり捌けなくなっていた。装丁だったりページ数のせいで価格結構高めなのもあり、BOOTH販売だけぽんとおいてといてもなかなか厳しそうだった。まあ売れなくてもそこまで困らないんだけど、せっかく物があるしなにかしたいなという気持ちがあった。
新刊書くモチベが沸かない
新刊のアイディア自体は結構溜まってるんだけど物理書籍新しくつくるのはイベント出ないなら微妙だし、お金もかなり掛かるし何かしらきっかけを作りたかった。
10代の頃は自分の本格ミステリへのモチベーションもめちゃくちゃ高く、自分の研究成果を残すみたいな内発的な動機が強くてそれなりのペースで書けていたが、仕事したり色んなことをやったりして本格へのモチベが昔のそれよりはかなり落ちてしまっているので何かしらのきっかけを作っていかないと二度と書かなくなってしまいそうだった。
Kindle化してもうちょっと読まれるようにすればやる気も多少出るかなと。
書籍用の入稿データはすでに手元にあるので、結構簡単にできるのでは? と思った
すでにデータあるし結構簡単に出せたりしないかな、とふと思いつく。あるていど校正はし直すにしてもそのままデータ流せばいけるなら気軽にできそうだなと思った。
もうちょっと買いやすい形でおいておきたかった
書籍版が原価高くて値段が高かくてちょっと気軽に買ってもらいづらかった。あんまり値段気にしなくても良いと助言はもらっていたが、コミティアで値段で諦めていった人もいたので安めでおいたら数捌けるのか見てみたいところだった。書籍版安くするのは買ってくれた人もいるしやりづらいというのもあるので新しく出し直してかつ電子なら差別化として安くしやすい。
Kindle or BOOTH?
電子書籍化するならKindleでやりたいと思っていたが、一応BOOTHとかも検討していた。
BOOTHで出す一番でかいメリットとしては還元率がかなり高い。売上の95%近く還元される、らしい。
これに対してKindleの還元率は通常の場合たった35%になる。ただこれはKDPセレクトってやつに登録すれば70%還元になるので基本的に登録したほうが良いと思う。KDPセレクトについては後でもうちょっと詳しく書く。
個人的にはKindleで出す一番大きなメリットはAmazonで買えてそのままKindleで読めることだと思う。BOOTHで販売した場合、まず買ってからファイルをダウンロードしてもらいお好みのアプリやツールで読んでもらわないといけないが、普段からよくKindle以外の電子書籍を利用しているばあいを除きまあまあ面倒くさく感じると思う。アカウントがなければその登録からやってもらわないといけない。Amazonを使ってない人はなかなかいないだろうし、Kindle端末がなくてもKindleアプリをいれればしゅっとスムーズに読める体験の良さとハードルの低さのほうが自分には良かった。あと自分がKindleかなり使ってるのでそっちでなんとなく出したかったのはある。
ほかにも出版サービスはあると思うけど、他はそこまで詳しく見てない。
KDPセレクトについて
前述のとおりKDPセレクトに登録しなければ売り上げの還元率が35%になってしまいかなり悲しい。KDPセレクトに登録するとだいたい以下のようなことが発生する。
- 売上の還元率が70%になる
- 登録してる期間(90日単位。更新しないこともできる)は電子書籍はKindleストアでの独占販売にしないければならない
- Kindle Unlimitedに登録される
- 販促キャンペーンができる。Prime会員が無料で借りて読めるPrime Readingに加えてもらえたりとかいくつか種類がある、対象地域が限定されてるやつ施策とかもある
デメリットらしいデメリットは独占販売にしないといけないところくらい。あとはKindle Unlimitedへの登録をどう捉えるかは人によると思う。Kindle Unlmitedで読まれた分の売上にはなるのだが、当然買ってもらえたときよりはかなり安くなる。
キャンペーン系は...気が向いたらPrime Readingとかは試してみてもいいかもしれない。
登録自体は特にコストとかはかからないので、独占販売やKindle Unlimitedが気にならない人はとりあえず登録しておいてよいはず。
Kindle出版まで行った実作業
前提と免責
前提として、書籍版をつくるためのPDFデータはすでに手元にある状態で、またPDF化する前ののPagesのファイルもあるので基本的にはそれをもとに作業。 作業環境は基本的にmacでやっていたので、windowsしか使えない場合の事情はわからない。またあくまで自分の場合の体験の話なので、作成環境依存の話もあるかも。
誤字脱字などの再校正
せっかく出し直すので、明らかな誤字脱字やちょっとしたミスなどを順次直してデータを作り直す。
ページ数がかなり多いので普通にやると大変だけど、持つべきものは何とやらで、以前書籍版を(BOOST付きで)買ってくれた友人が全編の正誤表を作って送ってくれていたので今回ありがたく利用させてもらった。めちゃくちゃ助かった。ありがとう。
EPUB作成
校正が終わった時点で9割終わったと思っていたのだが、甘かった。EPUB関連でさんざん苦労した。
Kindleで出版するために用意できるファイル形式としては色々ある。
電子書籍の原稿ではどのようなファイル形式がサポートされていますか?
ありはするけど、基本EPUB形式で作っていくのが自分の場合一番"マシ"そうだった。Microsoft Wordは買わないといけないし、KPFファイルはKindle Createが現状日本語の本は作成できないので却下、MOBIは固定レイアウト型限定なので文芸には不向き。PDFなどもできるけどあまり推奨されていないっぽい。PagesがEPUBを出力できるので、EPUBファイルで出力して作成。
EPUBの動作確認
EPUBを出力したらとりあえず適当なiPhoneの電子書籍リーダーに突っ込んで読もうとしたのですが、"縦書きのはずなのになぜか横書きになる"、"表紙用にいれた画像がなんか表示されない"などの不具合が色々起きて悩まされる。
EPUBの実体は特定の形式のhtmlやcssなどをZIP圧縮したものなので、解凍してcssを直してもう一度圧縮しましょうというような情報がかなり出てきたので、cssいじったりして色々試して苦労したけど結論からいうと全て無駄だった。
Kindle用に作成したEPUBファイルをKindle Previewer*1でないEPUBリーダーで読んだときの不具合は基本的に無視して良いと思う。最新のKindle Previewer3ではKindle端末、スマートフォン、タブレットでの表示をエミュレートして確認することができるけど、基本的にKindle Previewerの表示がおかしくなければ大丈夫みたいだった。最終的に使ったEPUBもiosのEpub Readerとかではなぜか横書きになったりしていたけれど、実際に配布されたKindleのファイルは問題なく読める。
Kindle用の書式設定、校正が必要と気づき修正
元々のファイルが書籍用だったので、当たり前だけど固定レイアウトが前提の書式になっていた。リフロー型で生成したEPUBをKindle Previewerで読んでみてリフロー型(画面にいい感じに収まるように調整してくれるやつ)を前提とした調整が必要だと気付いて地道に修正。
紙の固定レイアウト型を前提として調整していたのでそのままリフロー型になおすと意図していない空白行や、次の短編への区切りの改ページがうまく行っていなかったりとそれなりに問題が発生していた。またKindle本でよくある特定の章へのハイパーリンクのついた目次もそのままでは作られないので、明示的に作ってあげる必要が生じた。
都度EPUBを出力し直してKindle Previewerで確認する必要があるので、治す箇所が多かったり変に嵌ったりするとかなり時間を溶かされてしまった。
本文中への画像挿入、しかし挫折
画像ファイルを本文中へ貼り付けることでKindleでも表示させることができる。カバーとは別に本扉の画像を最初のページに追加しようと頑張ったけど、これをきれいにセンタリングすることができず、結局諦めて添付しなかった。Pages上ではできていても完成品をKindle Previewerで確認してもセンタリングされていない状態になっていた。
EPUBを解凍していcssを調整すれば可能かとも思いったけれど、幾度か試してもまったくうまくいかず心が先に折れた。もしかするとKindle Previewerのみ問題かもしれないけれど、後でも触れるように他に有力な事前確認手段が取れなかったので断念。
実機確認
修正した内容はKindle Previewer上では問題ないものの、やはりエミュレーターだけでなく事前に実機確認したくなると思う。しかしまともに実機確認するのはたぶん無理。自分は諦めた。
Kindle端末やスマートフォンのKindleアプリにリリース前に送る方法としては "Kindleパーソナル・ドキュメントサービス" が利用できる。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G5WYD9SAF7PGXRNA
しかし実環境では正常に動作するEPUBファイルでもパーソナル・ドキュメントサービス経由で変換されたものでは正常に動作させられなかった。表示が大幅に崩れていたりページを飛び飛びでしかめくることができず、まともに読めない状態になる。いくら調整してもこれを解消できず、こちらでもかなり時間を無駄にした。またKindle Previwerでepubから変換したファイルをiphoneのKindleアプリに直接転送することもできるけど、こちらでもあまりまともに動作は見れなかった。
Kindle Previewer上での確認と、リリース後に自分自身で購入して実環境で速やかに動作確認するくらいしか意味のある確認は現状できないという理解に最終的にいきついた。基本的にKindle Previewerを信用して勧めてしまってよいと思うけど、実機上でのみ起きる問題がないとも言い切れないので怖いところ。
実環境ではもう大丈夫に違いない、という確信を自分の中で得ることができたので出版手続きへ。
出版手続きでの注意
結局日本のマイナンバーは米国のTINやITINの代わりにはできない、らしい
ファイルをどうにか用意して手続きを進めると納税者番号(EIN、ITIN)を求められ、提出できない場合収益から30%税金として源泉徴収するとある。調べるとマイナンバーで大丈夫という情報がでてくるけど、直接問い合わせた方がいて、結局だめらしい。
しかし30%の源泉徴収はアメリカのAmazon.comでの収益に対しての徴収で、日本語の本を国内で売る分には基本的に問題ないみたいだった。実際自分も引かれてなさそうだった。
出版の反映はタイミングは完璧にコントロールできるわけではない
すべての準備が完了していざ出版をしても、Amazonによる審査があるのですぐには反映されない。また審査通過後勝手に公開されてしまうので、気づいたら公開されてしまう。
自分の場合は深夜に依頼して、明け方には公開されていた。公開後すぐに動作確認などしたい場合はその点考慮する必要があり。
そして無事出版
以前出したミステリ短編集、『二丁健司の不快な冒険』を電書化して買いやすくしてkindleにおいたのでよろしくお願いします。Kindle Unlimiteでも読めます。書籍版は相変わらずBoothにて販売してます。https://t.co/LCXb22sidk
— meru (@meru_akimbo) 2022年6月24日
書籍版が印刷費や装丁費などがあり2000円という価格設定になってしまっていたけれど、Kindle版は印刷しなくていいし買いやすくしたかったので800円に*2。
書籍版では文庫で作っていて、ページ数は210ページほどだったけどKindleの換算では153ページになっていた。
出版後の実績
6/24日に出版したのでまだ1ヶ月たたないくらいだけど、現在の進捗としては実売は基本無し(自分の動作確認を除く)。
Kindle Unlimitedでは最後まで読んでくれている人が何人かはいるっぽいです。*3
Kindle Unlimitedは意外と読まれているなと言う感想。とはいえロイヤリティとしてはかなり低いですが。
気が向いた方は読んでやってください。
29歳プログラマ、新車を買う
ロードスター注文してしまったの巻 pic.twitter.com/eeM7X0WCEl
— meru (@meru_akimbo) 2021年7月2日
事の始まり
ひとつ前の家に引っ越した時、バイクが置けず一回手放していたのだが、そういえば済んでるところバイク無料でおけるっぽいんだよなあというのに気づいて、バイクに乗りたさがまたでてくる。
今の家、バイク無料でおけるしたまに乗ればそれでいいかと思える程度に安いの買うのはなしではない....しかし死にたくない....
— meru (@meru_akimbo) 2020年4月24日
乗りたさもあるんだけど、まあバイクはいろいろ苦労もあって嫌になる瞬間も多くて何より死にたくないしどうしようかなあと悩みながらレッドバロンにちょこっと見に行ったりしていた。 最初は30万くらいのNinja250RとかVTR250狙ってたけど、なんかまあABSなしはやっぱり怖い気がするな...と思ってR25やR3あたりに目がいき始めたり。
真紅のR25めちゃ良いな(買ってはない pic.twitter.com/FdlxtADxau
— meru (@meru_akimbo) 2021年5月16日
赤のR25、よくないですか? 良いなと思ってる間にこいつは売れてしまったみたいですが...昨今は世情の影響で二輪は売れてて、人気車は入ってくるなり買われて行ってしまうらしい。
家にバイク無料でおけるし、20~30万くらいのなら夜少し散歩するくらいの使用用途でもまあそこまでもったいなくないかなと思っていたのだが、手元にある見積もりには77万と書いてあって謎
— meru (@meru_akimbo) 2021年5月23日
R3がいいなあと思ったんだけど、後期型のいい感じの中古車があんまりなくて(あっても新車とさほど値段変わらないとか)、じゃ新車もありかな? と見積を取ったらまあ結構な額になっていて、悩ましい感じになっていた。
車にする選択肢
バイクどうしようかな、結構最初の予算感ぶっ壊れてしまったしな、と思っているうちに金出すならいっそロードスター買ってみるのもありかなと思い至る。 何年か前、バイクを手放したときに気になって試乗したことがあり、ほしいなと思った時期があったのだ。
というわけで休憩がてらロードスターの試乗させてもらった pic.twitter.com/z8zEYebRBj
— meru (@meru_akimbo) 2018年10月25日
ロードスター、試乗したらやはりちょっと欲しくなってしまったのでにゃーんという感じ
— meru (@meru_akimbo) 2018年10月26日
まあオープンカーだと遠出するときも天気の影響にさほど神経質にならなくても済むし(屋根閉めればいいので)、安全性とかは段違いなので気楽にツーリングできるよなあという。バイクはまあ圧倒的に楽しいんだけどやはり気苦労が多くて億劫になる未来もみえるんだよな... とか "駐輪場無料で維持費かからないしまた乗ろうかな?" という当初の考えなんか欠片も残らない選択肢をわりと真面目に検討し始めてしまった。
車にするのに躊躇もした
買えないわけじゃないけど、金のかかり方がバイクより圧倒的なので...あと練習すればいい話ではあるけれど、四輪の運転にあまり自信がないのもあった。 それよりも一番大きいのは本当にバイクじゃなくても楽しめるのか、というところが不安だった。お金突っ込んだけどなんか楽しくないな...となるのを一番恐れていた。前にRF*1を試乗したときにも、楽しいけどバイクに比べるとなと思った記憶があったので...
今の家だと無料で置けるからバイク欲しいな...から始まり、いっそロードスター乗ってみようかしら(しかし金かかる)となり、そこからスイフトスポーツ安いな...? となり迷走している
— meru (@meru_akimbo) 2021年6月8日
ロードスターよりは安いしという理由で一瞬スイスポ見たりもして迷走していた。
次世代のロードスターは電動らしい
全然ニュースみてなかったので知らなかったけど、ガソリン車の規制が強まることになっていて、その煽りで現行のND型ロードスターが最後の純ガソリン式のロードスターになる公算が高そうだった。
というのもあり、乗ってみるなら今しかないのかな...という気持ちになるなど。いやまあ電動とかハイブリッドだと絶対嫌だというわけでもないんだけど。
試乗したら面白かった
ずっと悩んでてもあれなので、しばらくして重い腰を上げて試乗の予約を入れた。
そして乗ってみたら思っていたよりぜんぜん楽しめた。幌のロードスターは昔試乗したRFより500ccもエンジン小さくて性に合ったのか、これちゃんと乗りこなしたら面白いだろうな、と思わせてくれる感覚があった。
迷った挙句ついに買う
駐車場や保険の確認もあったからその日は保留して、試乗から一週間後にまあまた商談することになっていた。当日も結構迷っていたけれど、まあ買うんだろうなという気持ちはどこかにあり、結局その通り判子を押して書類やり取りして帰ってきた。
中古にするか新車にするか
別段新車にこだわりがなかったけど、人気車種なのもあって年式が高めになってしまうマイナーチェンジ後のやつだとあまり新車と値段が変わらない...というのがありじゃ新車でいいかということで新車になった。同程度のオプションついててそこまで走りこんでないやつだと20~30万円くらいの差くらいだと思う。 もうちょっと条件良いのがあれば中古にしていたけどまあいいか...と。
値引きとか総額の話
ちょうどオプションを10万円引いてくれるキャンペーン中だったのと、車体価格から10万円は引いてくれるということで20万円ほど、あとは背中押す一助になれば、ということで端数とかおまけとかつけてもらって25万前後分ほど引いてもらった。頑張って交渉すればもっと引いてもらえるのかもしれないけど、人気車種で難しいのとまあそこまで無理いいたいわけでもないしな、という感じでさほど交渉してないのでこんな感じでまとまった。最終的な金額は317万円に相成りました。
半導体不足の影響を受けてしまった
昨今の半導体不足の影響を受けて、納車が結構遅くなってしまうとのことで、9月の納車予定になっている。まあでもマツダはまだ調達できているほうで、ほかのメーカーだと半年待ちとかになっていたりするらしい。 遅いといってもまあ2か月ちょっとなので、仕事して気が付いたら納車日を迎えていそう。それまでにはまた久しぶりに公道に出る覚悟を固めておかないと、というかまたペーパードライバー教習いっとくのもありかもしれない(何年か前にいったけど....
バイクもう乗らないのか?
今回は車買ってしまったけど、機会があったらレンタルバイクとかで乗りたいな、という気持ちもあるし、いつかまた買うタイミングもあるかもしれない。もう二度と乗らないというわけではないと思う。